私たちを取り巻く環境を理解し、地球と共存していくうえで、リモートセンシングも遠隔操縦も難しい湖水・河川や広大な海洋でこそロボットの役割は重要です。しかし、水中はそのほか測位、浮力や水密、波や流れのある中での操縦など、陸上のロボットに比べて難しい問題が多くあります。しかも気軽に試験できる場所が非常に少ないという悩みもあります。
現在、水中ロボットについては学会活動のほか、一部の地域でコンテストや技術交流の場があるものの、教育・研究機関と社会人が地域や分野を超えて情報交換できる機会はなく、また、広く社会に向けた情報発信や啓蒙活動等が行われているとは言えません。
そこで、水中ロボット/ビークル、魚ロボット等に関わる研究者、教師・学生、民間、社会人の間の技術交流の輪を広げ、水中技術に興味を持つ子供を増やすとともに、社会に向けて水中ロボット研究の意義と重要性をアピールし、かつ地球環境を考える機会とするため、水中ロボットフェスティバルを開催します。
●開催場所:神戸大学 深江キャンパス(旧神戸商船大学)スイミングプール
主 催 | テクノオーシャン・ネットワーク、(社)日本船舶海洋工学会、(独)海洋研究開発機構、(財)神戸国際観光コンベンション協会、(財)地球科学技術総合推進機構 |
後 援 | 文部科学省、国土交通省、経済産業省、環境省、水産庁ほか |